だから成田さんのは凄すぎるんだってば。
全員のキャラをつくりつつ、そのなかで更にどんでん返しをいっきに行い、そして登場人物は収束していく。
今回の偶然の収束は偶然ではないわけだが、その必然であるなかの偶然が重なって、全員の物語が絡み合う。いい加減キャラの数がありえなくなってきたが、それでもそれぞれについてダブッテるやつが全くといっていいほどいないところも素晴らしい。
っていうかあとがきの、「キャラの供給量が消費量を上回ってる」ってなにそれいみがわからないんですがっがが・・・ほんとどんだけ登場人物増やそうと思ってるんだか。まあみんなキャラ強すぎて素晴らしいのはやっぱいいですね。ほかの作家のキャラとかぶることもまず無いし。・・・ってそれは成田さんが他の人の読んでるからか・・・ってだからそれでなんでこの執筆速度(ry
今回の見所はやっぱりクリストファーとグラハムのとこだろうなあ。あの二人、二人とも狂ってるのは確実なんだけど、そのなかになんか鋭いところがあるんだよね、そこがまたいいんだけど。結局決着がつかなかったのは残念だけど、二人とも赤毛の人には負けてるからそこはおあいこってとこで。
他の人たちも活躍してたけど、もうあれだ。全員について書くのはめんどくさいというかちょっと大変すぎる。
全員が全員、って言ったら言い過ぎかもしれないけど、主人公が決まってないって言うのはそれだけ主人公がいるってことで、成田さんの場合はそれがそのまま面白さに繋がるから最強。
上の上の上やばすぎるってこれは・・・。
- 2007/04/21(土) 15:16:35|
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