電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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All you need is kill

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よかった。

ものすごくよかった。

なんか現代魔法を唐突に読みたくなるくらいよかった。

まあここまでのノリじゃないんだろうけど。




以前からいろんなところで推されてたので中古で見つけて即ゲット。
なんかクリスマスフェアというのをクリスマスの一週間前からやってるほんだらけで、30%オフで購入。そんな感じの適当さです。

でも読んでみたら違った。適当なんかじゃなかった。


話の中身はループもの。
二日が延々とループして死んだらループの始まりまで戻る。

何が言いかと問われれば、そのループのなかで足掻く主人公、キリヤケイジが最高だった。
記憶だけが残りそれ以外は何度も繰り返される非日常。
そのなかに一人だけ放り込まれ、死と同時にループの始点にもどり、逃げることも出来ず、それ以外の選択肢は失われ、そしてケイジは生き抜くことを選択する。
その過程に必然性があったとしても、その選択と言うのは大きく、そしてその決意は尋常ではない。
一年。
150回のループが毎回二日あるとするならば、一年間、同じ動きをする相手と、同じイベントしか起きない日常と、同じ行動しかしない仲間と、
自分の技術、記憶、それらのためだけに、何度でも死に、何度でもやりなおす。
繰り返し蓄積された経験と記憶は、それを後に残すことが生きがいで、それが一番重要な話になっていく。
その蓄積された記憶、っていうか、150回繰り返した戦闘という、その凄さ。
凄いって言うのか? いやわからない。
その修羅場をくぐり抜けてきたという自負がケイジを駆り立てるんだろう。
そういう積み重ねたものが無い人間って言うのが殆どで、ましてや戦闘。なんども繰り返すものじゃない。
昔の剣豪の話は、死なないで生き続けることが殺した数を、名誉の大きさを増やすということなんだろう。
ケイジは、死んで、死んで、死んで、経験と技術という壁を、偶然と言う名の産物であるループによって手に入れて、そしてそれが完全では無い限り、何度でもループは続く。
ノルマが出来なければやり直し。
イツ終わるとも知れないループにただ一人抜け出す希望を求めたのがリタ。

同じ境遇で生き残るのはただ一人。
戦場の牝犬か、その背中だけを見続けてきた男か。


二人がのろけてるところのテンポが少し悪かったですが、それ以外は全く問題なんて無い。
というかやばすぎるほど面白い。
よくわかる現代魔法も買おうかしら



上の上の中


凄すぎる
  1. 2006/12/27(水) 00:21:13|
  2. 読了感想
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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