電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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エピローグ的な何か。最近がんばってるな俺。

なにか眠い頭で考えた話は何か眠いような話で。
意味もなくどうでもいい。
ちなみに登場人物二人とも即興で考えたんでモデルとかはいない。

この話は特に面白いとか無いと思うがとりあえず上げとこう。
闘い過ぎ去り。過去と成り。

「貴様はどうする? 草薙」
 そう問うた人影は夕日に赤く染まり、照らされた真っ白なひげが真っ赤に燃えて、風に舞う。
「私は、・・・私は旅を続けようと思う」
 答える影は真っ黒なスーツ。似合わない。この草原に全く似合わないスーツを着て、その背広を赤く染めながら答える。
「何故、なのか。はっきりしているのか?」
 民族衣装をまとった老人は、部外者だった者に問う。喉から出るかすれた声は風に流されず、若者の耳まで届く。意思を問う。
「まだ助けていない人がいる。救っていない人がいる。ならばこそ」
「欺瞞じゃな」
「偽善でもあるね」
「だが心地いい言葉じゃ」
 ひげを撫でる老人は、威厳を持っていた。
 その威厳は自然と身につくものではない。今までの人生が、経験が、すごしてきた時間が。その全てが、老人の威厳をその姿に内包し、溢れ出んばかりに輝く。
 横顔は老けきり、しわだらけで、実際の年齢以上に生命力を使い果たした様子がよくわかる。
「まあ、そういうわけで、行かせてもらいたいんだが」
 草薙と呼ばれた若者は後ろを向いて歩き出そうとする。その背中に老人が言葉をかける。
「まあよい。それも運命じゃな」
「誰の、だ?」
 至極当然のように老人は答える。
「世界の、じゃよ」
 答えは答えになっておらず、問いにもなっていない。だから草薙は気にせず先に進む。


 夕日は、沈んだ後も紫の中に赤を残していった。
  1. 2006/09/27(水) 00:09:36|
  2. 創作小説
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