電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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レジンキャストミルク5

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決戦も終わって一休みと思いきや全力で日常を破壊しながら人間関係を破壊し始めた藤原 祐。さてさてこのあとはどうなるだろうか。

ってなかんじのクライマックスへ向けての伏線。
というかあれだ。今まで積み重ねてきたものを全力でぶち壊しにいった感じだね。
今まで晶が作り上げていた日常を壊すためだけに人物を捨て駒レベルで投入したかと思うと、伏線を回収し始めて、いままで使い捨てだったキャラを集めて絡ませ、その勢いで晶を壊し、そして解放。

この暗さが最高。

人間関係が崩れていくのはどうしようもない感情で、それは少し揺さぶられただけで、ひょっとした拍子に崩れてしまうもので、だからこそ敵は敵として、明確に悪意を持ってそれを壊す。
壊された晶は芹菜は良司は完全に壊され内面から攻撃される。
その役者のようなしゃべりっぷりと、どこまでも悪役に徹する、それでいて悪の代表格のような卑劣な手を使って、そして成功した奏を俺はキャラ的に最高に尊敬する。
どこまでも悪役で、それこそべたな台詞回しで、残酷で精神を蝕むような。そういうキャラがいい。
となりにいるおまけはどうでもいい。そういう概念論は誰が語っても同じだ。萌えないし、燃えない。
でもだからこそその隣の奏が際立って見えるのは俺だけだろうか。
まあいい。

今回は日常側から非日常へとほとんどの登場人物をまるまる引き込むための話。
実らない恋。すれ違う想い。そのどれもが危うい関係で、それを壊して一気に引き込んだ。
最高に面白く、最高にハラハラする。

なんかオレはどうやら非日常がすきなんだろうな。
フィクションでまで日常を求めることはないと思うが、非日常の中のそのさらに狂った先というか、オレなんかじゃ到底たどり着けないような境地が好き。
キスされて狂い始めた硝子がいい。あの壊れ方がいい。椋本さんの絵はもともとそんなに好きではなかったが、だが。しかし。あそこは最高だ。
誰がなんと言おうといい。あれは最高だ。
そしてその後の展開。
もう文句のつけようがない。
晶の能力解放がどこまですごいのかという説明も、その能力も、全部惚れた。
そういう最強な能力とかもう大好きなんですよ。んで壊れた硝にキスをして、芹菜の関係は完全に壊れて、でも、そういう展開が大好きな人間ですすみません。


ーーそれは多分、とても醜い恋の歌。


その醜さが。
いいんです。





上の上の中。



限界寸前。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/09/26(火) 00:39:14|
  2. 読了感想
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  4. | コメント:0
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レジンキャストミルク 5/藤原祐

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