電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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すべてがFになる

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よかった。
のか?


ラノベ読みのオレにとってミステリは門外漢なのだが。とりあえず印象だけ。


というかいつものごとくネタばれなので、ミステリにとって致命的なやばさを秘めていますんでお気をつけて。

じゃあ追記で。


いかんせん浅井作品の後に哲学関係が混じった真面目な会話を読むと、陳腐なものに思えて仕方ないのは仕様ですね。たぶんそのときの気分の問題でしょう。
現実と夢の境目とか、そういう本当にそのときの気分で話すようなどうでもいい話を読んでいて、浅井さんよりも感銘を受けるというか、そういう風に感じる作品はなかなかないんじゃないかなあとか思ったが、もともとラノベというジャンルが、そういうものに対し貧弱なわけで、題材として扱ってる作品が少ない上に、結局は問題提起にもならない。さらに言うとラノベを書いているような若い人とかは大体論理体系がさすがに足りないと思うので越える、というかそれよりも説得力のある説明は無理じゃないかなあと。ということは、もともとそういうジャンルを読んでいないのだから出会わないのは当然であって、大きな「小説」という枠から考えると、浅井さんよりも哲学的な意味というかそういう感じの話で優れている、というか感銘を受けるような人は多々いるのではないかなあ、と思ったりするのだが、そこらへんはラノベしか読まない俺にとってはどうにもならないことなんだと思う。

ってこれこそどうでもいいし作品に関係ないね。

トリックは、まあまあ。ってところか。
予想を確実に裏切るというか、子供っていう考え方は生まれてこなかった。というかありえねえだろ普通。
全ての部屋に監視カメラが着いてるんじゃないのか?そう思っているからこそ、というかそういう前提の上で事件が起こったんじゃないのか?
着替えるところを視られるとかそういうプライバシーとかそういうものは完全に無視できるようなそういう管理体系なんじゃないのか? と思ったが、寝室に入ったときにロボットを見て驚いてましたね。ちゃんと伏線はいってます。そこは明言してもいいと思う。
すべてがFになるっていうのもこの時代、つかこれを書いた時代の最先端の技術なのかな? そういうものを利用したトリックなのだが、一般人にその考え方は思いつかない。いや、その思いつかないという感覚こそが先入観なのかとも思うが、それよりなにより、BとDが孤独っていうのも無理だろう。完全にプログラミングの技術が入ってる。うあー。なんか悔しいぞ。負けた気がする。

最初から仕組んでいたという設定も天才だから許されるのであって凡人にそのトリックは通用しない。天才の描写をどうするかっていう問題があるんだろうが、まあそこらへんはどんな風に描写しようとも、本当の天才に現実であっていない限りは考えても仕方ないことなんだろうかとも思う。だいたい他人の思考体系を考えること事態が妄想が入るって言うのに、あったことも無い論理が違う人間の思考をトレースしろというほうが無理な話だ。

で、だ。
おかしいと思わないのかね?
だいたい13歳だろ? さすがにおかしいとか思わないのか?
入れ替えトリックはまあラノベじゃ出来ないということもあるだろうけど、小説でも無理があることが多い気がするのは人間の入れ替えって言うのがどうしようもなく反則的な問題だからだろう。
最初の会見シーンでも、読み返してみたが、それを匂わせる文章は一文、それも「画面の中の少女(そう、そう呼ぶのに彼女はふさわしい)」というたった一文。
あー。そうか推理小説はそれすらも見逃さず・・・・って出来るかァッ!!
無理無理無理無理。そんなのむりにきまってるじゃまいか。明らかにおかしいし、四季博士が出てるシーンは結局そこしかないし、手足切ったからわからない? そんなわけあるか! ずっと顔を見なかったからって1世代違うやつを見間違えるな凡人が。天才という肩書きを持っているからといって、少女である必要性は皆無だ。・・・いや、その必要はあるかもしれんが、その固定観念はいらないだろ。

あと最初の会話というか、四季博士の決め付けがむかついた。
なに? 7の段が出来ないから孤独? はぁ? いみがわkらない。そんな心理テストはいりませんよ。ただ単にDとEの話をしたかっただけだろ? 伏線にしては下等すぎるな。

とまあ反論意見は多々ありますが、正直に言うとおもしろかったです。
全体的に、少々時代遅れ的な雰囲気も漂っていましたが、まあそこはご愛嬌。推理としてはよくわからないけど、犀川のひらめいたときのあの描写は鳥肌が立った。
あそこを読んだだけで、この本を読んでいたかいがあったというものだ。と思えたぐらい感動した。
トリック? まあ驚いたけど底までではなかった。何がかというと、登場人物が勝手に出て勝手に解決しているという疎外感。感情移入しにくいというかな、そういうのがある。ああ、でも過去とかが中途半端なのはこれから続くからか。

これが人気作になるのは分かりますね。
正直、俺も先を読んでみたくなってきたから。
何が良いのかとか分析するめんどくさいことはしないけど、俺としては、今後は犀川の別人格に期待ということで。



あ、さいごのバーチャルカート。あそこは描写が意味が分からなかったからパスで。




上の下の中




まあまあ。より上の評価ですね。

ではまた。
  1. 2006/09/16(土) 06:29:32|
  2. 読了感想
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