電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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空ノ鐘の響く惑星で11

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7/16 8:00、感想追加。


ごめん訂正するわ。



戦わなくても十分です。

いやい十分面白いです。ほんとに。
この面白さは普通すぎて普通に面白い。


多分、オレが気に入ってるところは、ちゃんと全員の主観の描写が入ってることだと思う。

*主観描写:その人物一人称で、感情を吐露したり周囲を描写したりすること。オレの勝手な造語。

たとえば、不思議ちゃんキャラで通したいやつがいたとする。
で、そのイメージを崩したくがないためにその主観の描写をなくす。
そうなると、読者としてはイメージが広がるが、俺としては逆にキャラクターが固まらなくてうろうろふらふらして落ち着きがないと言うか、そういう風に思えてしまう。

そういうオレの気持ちに見事にこたえてくれるのがこの作品。
しかもその明かすタイミング。つまりはそのキャラを出してから、そのキャラの主観の描写に移るまでの時間が、絶妙。
前回で、その真意を知りたかったリーブルマン博士。

さらに悪人と言う肩書きで出てきたはずのジェラルド。今回とても気になったのがこの二人の描写と言うか、主観と言うか。そういうもの。
ジェラルドは純粋に、悪の正義感とでも言うべきか。納得できる話を持ち出しておいて、実質的に悪人の立場で出てきている相手に、存在感と言うか、正当性を持たせるための描写だったが、その考えには驚いた。そうか。未来か。そういう考えもあるんだなあという。
まあ結局は最後は、「悪は悪」ということで倒されるんだろうが、まあこれでこのキャラにも愛着と言うかそういう気持ちの配分と言うか。そういうものが出来たんだと思う。

で、キャラ的に、思想的に一番俺が好きなリーブルマン博士。
仲間を裏切り、それでも自分の理想を目指そうとしているそのココロ。ゆがんでいるかもしれないが、まっすぐに、ひとつだけ。自分の探究心という欲望のために突き進んでいく彼。
そういう心意気が大好きです。
っていうかこうゆがんで曲がって屈折した心っていうのはそそられるものがあるんだよね。自分がそうなっていないと言う安心感か、はたまたその存在への憧れか。
どちらかと言うと、と言うか決まっているだろうが、憧れって言うのが大きいんだと思う。
自分と違うものの見方考え方をする存在は憧れの対照として十分機能しえるものだと思う。だからこそ、そのなかで常軌を逸している存在は憧れの憧れと言う
オレ的に大好きなきゃらです。

あとはメビウスかな。
メビウスも謎キャラだったんだが、だんだん本性を現してきた、、、んじゃないんだよね。だからこれが主観描写のいいところなんだよね。
感情移入しやすいというか、そのキャラに厚みが出やすいと言うか。下手な過去話をはじめるより全然面白いしわかりやすいし、好きになれる。
読むまでは、謎って言うより不気味って言うイメージが先行してたからなあ。
オレのイメージとしてのメビウスは、全部を全部偽っていて、本心がまったくわからないが、彼の中では殆ど全て理解できているって言うそういう雰囲気だったからなあ。

そんなかんじ。

ストーリーは佳境に入ったらしいけど、ラトロアで全部終わらせてしまうと思うとちょっと残念。
ベルナルフォンとか、えーっと、なんだっけブラドーとか・・ああもう忘れちゃったけど、最初のほうの戦乱に出てきたそうそうそうそう!! バロッサは!!??

バロッサ・アーネストは!?
彼の活躍をもっともっと読みたかったのに・・・くそおおお。
しょうがないのはわかるけど、まあしょうがないのかな


ってか、どう考えても三角関係が決着するはずないよな?

結局二人とも捨てられなくて、二人とも納得するか、
リセリナが現世に・・・帰らないな。うんそれはない。
結局二人とも幸せにーっていう結末になる可能性がぷんぷんするのですがどうでしょうか?
ほかの渡瀬さんの作品は読んでないので傾向とかわからないんですが、まあ読んでたとしてもわからないのは普通であるし、違う結末にする可能性も捨てきれないというかそっちのほうが可能性高い可能性高いんじゃないか?

とか変なこと思ってたりします。



まあなんにせよ。



上の中の上



ってことで。



ではmた。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/07/16(日) 08:00:49|
  2. 読了感想
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
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