電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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bloody-blood

空を見上げた。
それそれは青い蒼い透き通るような藍で白を散りばめた空で、

でも、だからこそ、
その中に混じる赤いものを見逃すことは出来なかった。



誰かが言った。

「魔法使いってほうきで空飛ぶんだって」

誰かが言った。

「UFOは実在するのです。彼らは私たちに警告を発しているはずなのです。人間はそれを傍受できうるだけの技術が無いのです。だから、わたしたち・・・(以下略」

誰かが言った。

「スーパーマンってかっこいいよね。空飛べるし」




でも。
赤い血を振りまきながら落ちるようにして飛ぶ人間が存在するとは知らなかった。



流石に相手が相手。キツイのは承知の上だが、それでもキツイ。
まだ血は残ってるが操作できる量は限られる。
いくらヘモグロビンの量を操作しようと、量的限界が訪れるのは時間の問題だ。
これ以上の戦闘の長期化は流石に、やばい。

下降していく体を意識し、血の流れを意識する。
傷口から血液が吹き出し、撒き散らされ、空中で一つの意思を持つかのように集合する。
自分の落下運動をすべて、空中に静止した血液で止める。
足の下には自分の血。空間固定された血液は重力に逆らい、彼の体を空中に留める。

ーー自らの血液を操作する能力。
ーー代償は血液。行使する力も血液。
そしてついた二つ名はブラッディ・ブラッド。

血まみれの血は、そうして空を飛ぶ。






いい加減、堕ちてくれまいか。
上空から見下ろすのは一人の紅い影。
赤い赤い赤い赤いその服は、濁りきって黒にも真紅にも赤にも赫にも銅にも紅にも。

その血液に自らのものは一滴たりとも付着してはいない。
すべて敵の。残虐に切り刻み、返り血は黒いココロと紅い白衣を赤くする。
白かった白衣にその面影は何一つ残っておらず、すべてが血で覆い尽くされて。

ーー切り裂く右手、貫く左手
ーー抉り出す凶器、捻り潰す狂気
そしてついた二つ名はブラッディ・ブラッド

血まみれの殺人鬼は、物理法則など無視し、理由もなく、殺すために空を飛ぶ。







飛べるわけじゃない。
堕ちないだけだ。落ちないことを飛ぶことというならば飛んでいるといえるのだろうが。
死なないということを生きているというのと同じようなことなんだろうか。

無駄なことを考えながら、上を見る。

敵は空高く、飛んでいる。
落ちていないのだから飛んでいるんだろう。
いや、・・・浮いているって言うのか。そうか。そうだな。

納得した。納得したんだから、死なないために生きることにした。
論理矛盾? 気にしていたら死んでしまうぞ。

逃げたところでどうせ勝てやしないのだから
死なないためには完全に殺して、殺されないようにするしかないだろう。

さて。行くか。



加速。


一瞬の加速は空への一歩。走るのではなく疾る。
足の裏に付着させていた血液を全力で敵に向かって加速発射放出射出。
さらに膝はエネルギーを溜め込み、爆発的な加速を生む。

瞬歩と呼ばれるものを空中で行うことで擬似的に空を飛ぶ。
そして一瞬にして、血液の操作射程圏内に相手を捕らえる。




そして、始まるーーーーーー。








先が読みたいかもしれないかもしれない。という人はウェブ拍手ボタンを押してくださいな。
20回ぐらい押されてたら続き書こうと思う。

、まあこれで一票も集まらないっていうオチはありそうだけどね。


ではまた。



P.S.
「そんなの無視して続き書けばいいんじゃないの?」
「うるさい、反応が見たいだけじゃ」
  1. 2006/07/02(日) 00:36:26|
  2. 創作小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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