電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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ツンデレラ

さて。優夜さんからネタをいただいたので、今、リアルタイムで書こうと思います。
暇な人はコメント置いてけばいいと思う。
ちなみに勢いだけだから、見直ししてないよ。

では早速。


ツンデレラ

>昔々ある所にとても美しい女の子が居ました。

>いつもツンツンしてるクセに気になる男の人の前ではデレっとするために周りからは「ツンデレラ」と呼ばれていました

>いつも意地悪な継母と腐敗したお姉さん達からいじめられて来たツンデレラ・・・・・・




「ツンデレラや! さっさと掃除をしてしまいなさいな。まだまだ仕事はあるのだからね」

嫌味ったらしいのは長女のクララミス(仮)。全くなんなんだあの糞ババアは。一体何が面白くてこんなことをやっているのか宇宙開闢以来の謎。

「わ、わかってるって言ってるでしょ!! そんなしつこく言わないでよ!!」

「あなた、いつからそんなえらそうな口きけるようになったのかしら?」

ーー口きけるようになったのは赤ちゃんのときだよ年増

再び嫌味ったらしく言ってくるのは次女のミシガンバセラン(かなり仮)。
イライラ原子ウザイアン100%のクソお姉さまは今日も今日とて化粧に余念がない。さらに自分を醜く見せていることに気付かないのは言わないのがやさしさだ。


「じゃあ私たちは舞踏会に言ってくるからあなたは留守番と家中の掃除と服全部を洗濯して、やり終わったら床が汚れないように外で寝てなさい」

ーーー豚が舞踏会に出た所で何になるのか一体不明。

三女のパピヨバール(激しく仮)さまは家畜によく似ていらっしゃる容姿でもうもうそれはもう言葉では言い尽くせないほどデブリンゴブリンさまでもう哀れとしか言いようがないのが美点。
欠点は生きてる所。


「あ・・、あんたたちなんかいなくったって! ・・っ、平気なんだから!!」


そして私の欠点。
どんな人に対してもツンデレ口調になってしまうのだ。
もう病気といってもいい。そのおかげで変な男は寄ってくるわ、無駄にフラグは立つわで困ったものだ。

「そうかい? じゃあ私たちは行くから、絶対にそこから出るんじゃないよ! わかったね」
「わかってないようだったら罰を与えようかしらね」
「ブヒブヒ!!(脳内変換=ふふふ、楽しみだわ)」


そういって三人の乗ったバスは出て行ってしまいました。

「はぁ」

一人ため息をついた所で状況が好転するはずもなく、養われている身分としては流石に言葉では歯向かっても行動で示せるほど勇気なんてない。あのおばさんたちもまあ、そんなこっちのことをよく理解しているらしく、こっちが何か言っても結局はあしらわれるだけなのだから。
とりあえず一通りの仕事をしておけば、家の中で寝ていても、許してもらえるだろう。とりあえずあのクソババアたちもとりあえずは人間で、一緒に生活しててわかったことは、とりあえずはこっちの気持ちも考えてくれているということ。まあ考えて、それをいやな方向に持っていく技術は一流なのだが・・・。

とまあ適当なことを考えつつ、やっぱり舞踏会行ってみたいなーとか思いつつ、掃除やら洗濯やらしていた午後。

夕焼けが赤く染まる頃、城のほうでは既に花火が上がっていた。盛大な舞踏会は同時にお祭りでもあり普通ににぎわうものでもある。
城下町には一般人も参加できる屋台や祭りが開催されていてその喧騒は町外れのここにいても聞こえてきそうだ。

家の外に出て庭を掃いているそこから見える花火は、それこそきれいで魅力的で、それは拒みがたい誘惑を誘う。

「あーあ、わたしも行っちゃえばよかったかなあ・・・」

すっかり癖になってしまった独り言をつぶやく。
まあ隠れていった所で自分の着ている服を見たら舞踏会には出させてはくれないだろう。祭りは別だが、祭りの大半は浴衣を着ている人であふれかえっている。その中にぼろぼろのメイド服を着た人間が入っても目立つだけだろう。意味ないなー。

遠くに見える城を細目で見ながら、そんな取り止めのないことを考えながら、掃き掃除を続けようと正面に向き直ると、そこには目の前には大きな三角帽をかぶった子供が立っていた。

「え・・!! ちょ、誰!!??」

驚くのは当然で、今まで自分しかいなかった所に別の人間がいきなり現れたら誰だってびっくりするだろう。

驚いたひょうしに20歩ぐらい後ずさってしまったが、まあ、普通の人の反応でしょう!?
と誰にともなく訴えてみる変人ツンデレラ。

ちょっと離れた位置から見てみるとその三角帽をかぶった人間は少年であることがわかった。

背の高さは150くらいだろうか。ツンデレラの目線がちょうど頭頂にくるぐらいの背丈だった。
目深にかぶった三角帽は漆黒の色を夕日が反射して幻想的なオレンジをかもし出している。
体にまとうは同じくオレンジに光る漆黒のローブ。右手にあのよくファンタジー小説とかで見かける杖。ぐるぐるしてるやつ。名前は知らないわよ!!

「お嬢さん、舞踏会に行きたいの?」

子供特有の高いソプラノボイスでたずねてきた男の子。

うーん、とりあえず顔はいいわね。
三角帽の間からのぞいた顔は整っていて、そこら辺の餓鬼どもとは一線を画している。

って!!

「そ、・・・そんな! べっ、別にわたしは行きたいなんて一言も言ってないけど!!」

「何あせってるんですか? というかさっき行っちゃえばよかったって言ってました・・よ?」

よ? と首をかしげる動作はそれだけでかわいらしさをアピールしているようにしか見えない。
そんな必要はないのに自然と頬が火照ってくる。

「うるさい!うるさい!うるさい! 行かないって言ってるでしょ!! 人の話しききなさいよ!!」

「人の話しきいてないのはお姉ちゃんのほうだと思うけどなあ・・・。けど残念だなあ。せっかくお城に行かさせてあげようかと思ったのに・・・」

「うっ・・・」

いや行きたいのは山々だけど・・さっきあんなにきつく言っちゃったしなあ。というか何であんなふうに言っちゃったんだろう? 他に言い方あったでしょうに。こんな所で自分がいやになってくる。
自己嫌悪するのもいいけど、とりあえずはお城に行きたいのにっ!!

「ま、まあ、・・・あなたが、どーしてもって言うなら、、、行ってあげても、悪い気はしないわね。どう?」

「ボクもここまできて何もしないで帰るのもつまらないですしね。一応いいって言うならお城に行けるようにしますよ?」

「ま、あんたがそういうならしょーがないわね。それじゃ、おねがいしましょうか」

「わかりました。じゃあそのままそこでとまっててください。」

そういうと少年魔法使いはその場から少し離れた。

「我魔を以て理を乱すものなり
 その意思を硬き衣にまといて
 その精神は広き地にひろがり
 我が法は魔の法となりて世界を創り還すが如く!!」

言霊を唱える少年の周りにはいくつもの光が漂いまわり周囲を囲む。
その光は次第に集まっていき、回転しながらツンデレラの周りを周回し始めた。

「え!? 何、何なのこれ!!?」

「指定範囲物質変化、状態復元!」

掛け声とともに光は高速を超え音速となり光速となる。
回転周期は短くなり、回転半径も狭まっていき、数秒後にはツンデレラの体を包み込む位置までに接近した。

「えっ!? えええぇぇx!!??」

光が体を包み込み、魔法が生まれ使われていく。
数秒の後、光は一瞬にして霧散し、完全にもとの状態に戻った。

元の状態に戻ったのは状況だけではなく、ツンデレラの格好もだった。

今までボロボロだったメイド服もハイヒールもカチューシャも全部が全部新品同様の輝きを見せたではないか。

その服装はまるで宮廷の侍女のように美しく雅で、またそのまま城に行ってもおかしくない服装としてツンデレラに着こなされていた。

「こ、これは・・・」

「それはボクの魔道で創りだしたものです。まあボクはまだ駆け出しなので、ちょうど一日が終わるときまでしか魔法の制約がきかないんですよ。ということで今夜12時を回りますとその魔法は解けてしまいます。そこの所を気をつけてもらえば大丈夫かと思いますので。」

「あり・・、はっ! あ、あ、ありがとうなんて言わないからね! 勝手にやったんだからそのままこっ、ここから立ち去りなさい!!」

「まあ貴女がそういうならしょうがないですね。・・・そうだ、このままではお城につく頃にはもう12時になっちゃいますね。ではこれを」

そういって近くの石ころを手に取り再び呪文を唱える。
前唱。そして本唱。

「指定範囲物質変化、肥大、機械化!!」

石ころは瞬間的に膨張し、馬車のような大きさになった。

「ではボクはこの辺で」

「ふん。勝手に行けばいいでしょ!」

「じゃあまた。機会があったら会いましょうね。さようなら
ー」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがと」

ぼそっとつぶやいた言葉は誰にも届かず、夕焼けとともに夜に吸い込まれていった。





気分が乗ったら続きます!!
  1. 2006/01/30(月) 21:56:05|
  2. 創作小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

うめぇwwwwwwwww
  1. 2006/01/31(火) 13:11:39 |
  2. URL |
  3. 望 #DbkPbDaM
  4. [ 編集]

あははっは!!!ww
すごい文章うまいですね!!www

アハハッハア!!パソ画面で笑いまくりですwww

ツンデレラ~~wwあははh(略
流石ツンデレ好き!!すごいツンデレブリですねww
文章も本当分かりやすいwwあは(略
  1. 2006/02/01(水) 04:29:00 |
  2. URL |
  3. 優夜 #-
  4. [ 編集]

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