上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-

久しぶりに、読みふけってしまった。
というか、これこんな凄かったっけ? っていうのが印象に残る。
各登場人物に対する掘り下げがすさまじい。
主人公付近は当然だろうけど、その深さが半端じゃない。
そして一番凄いのが、それだけ掘り進んでおいて、なおそれを裏切るかのように進む展開。
従者部隊の死亡フラグはきちんと回収。肉体にキズを負わない舞には精神面で痛めつけ、レレナにいたっては、再生ということを利用してまでの暴行に告ぐ暴行。一般人はことごとく殺されて、血を吸われた後は死ぬだけで、本当の意味で無事だったのは、亮史と玄翁と岡田だけだったんじゃないかなぁ……。
それも含めて大好きですけどね。
何がいいって、その描写がなんとも言えず興奮する。
やばい。これはやばい。俺がヤバイ。
戦国ランスで、黒姫の腹ん中に信長が指突っ込んでるのが一番好きなシーンとかそんなレベルじゃねぇ。
1回殺した女の心臓を取り出して、血をすするところとか、
ツキがツルに振り回されてボロボロになるとことか、
レレナが上弦にぶん殴られたり、特に膝を折られるところとか、
やばい思い出しただけで……。
あとがきで、サドじゃないって言ってたけど、ここまでかけるのはある意味サドだと思う。そしてこのサドっぷりが俺が一番求めてるものなんだろうなぁ。
昴とかいう犬も、可愛がってたのを容赦なく殺すし。もう駄目です。
前読んでたときのおれはどうかしてたんだろうか。記憶の中だと、中の上の下レベルだったはずなのに……。
これは良作。いや良作と言っていいのか? そんなレベルじゃなくて、
俺の中での神作品。ツボ。
4巻
上の中の上5巻
上の上の中5巻の残酷さはヤバイ。惚れ惚れする。
スポンサーサイト
- 2007/12/04(火) 03:07:53|
- 読了感想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0