電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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吸血鬼のおしごと3

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ほんとに凄い。

これはほんとに凄い。

最初から最後まで、ひとつの感情について書いてた。なんだこれは。
舞の嫉妬。
自分には無いものを持ってる友人という、残酷な運命。
仲良くしようと思っても心のそこに眠ってるその感情が暴れ出したらどうしようもなく、結局は残念な結果にしかならない。何度も挑戦してもそのたびに失敗して、駄目になりかけたところを救われて、駄目になっていく。

舞の母親の考えが途中で変わるかと思ったけど、そんなことはなくて、ちゃんと最後まで舞のことを嫌ったまんまで終わったのはいいと思った。そこまで嫌いだからこそそうなんだっていうね。
正直あそこで監禁か殺人の思いが浮かんだところで、感情が反転するかと思ったんだがそれすらも裏切ってくれてありがとう。
そこは其れで正解だよ。最後の最後まで物語の本筋に物理的に関わってこないまま終わるなんて考えてもみな買ったよ。最高だよ。

あそこで、レレナを選んだ亮史もひどいとは思うけど、そこは何かが違ったんだと思う。その時点でどうしようもなくて、ただ結局はきっかけがあるかないかで、そこでかいけつしたところで 解決はしてなかったんだと思う。

そして、死に際に放った、「はやくしてくれ」 の言葉が、一番印象に残った。
カズマお前はがんばったよ……。ホントに。


上の上の下


これはほんとに凄い。
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  1. 2007/12/02(日) 20:40:50|
  2. 読了感想
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吸血鬼のおしごと2

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一転してレレナのお話。
シギとクイナがいいキャラだったのに使い捨てで結構愕然とした。

レレナの葛藤。帰りたくても帰れない。でも誰にも話せない。親にも見離される。その辛さを描ききった。
ガゼットの言葉が素晴らしすぎる。
あの子が、言えないって言ってるんだから、言えないんだろう。
なんていい父親なんだろう。
1巻に出てきた人間とは別人かと思ったほど。ホントにいいキャラしすぎて素晴らしすぎる……。おかあさんのほうもだいぶ錯乱してたけど、それでも子供を思ってるいいお母さんなんだよなぁ。

またまた、岡田もいいキャラ出しはじめる。こいついいオヤジじゃねえか……。


総じて、細かい心理描写が凄い。
クイナはなんか単純明快すぎたけど、彼女を除けば他の(猫も含めて)人間の描き方がいいなぁ。

レレナの辛さとか、痛いほど心にしみてくる。


上の中の中。


ガゼットかっこよすぎ
  1. 2007/12/02(日) 20:33:23|
  2. 読了感想
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吸血鬼のおしごと

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なんか、久しぶりに読んだなぁ……
普通に前回読んでから3年立ってるのでそりゃ久しぶりだよ。まだ二回目だけど。

亮史のヘタレっぷりの中に潜む野生みたいな。
そういうポテンシャルを秘めたキャラって言うのがオレは大好きなんだが、まあそれにぴったりとは言わなくてもかなり近い属性というか、こうタイプなんだよねー。
中二っぽい趣味だが、まあそれが空きなんだからしょうがない。
レレナと舞のコンビもよかったが、なんかひめごと読んだあとだと、あぁ、舞は消えちゃ生んだなぁって思ってとてもなにか変な気持ちになった。
まあ1巻の段階では話できませんが。

半吸血鬼になる状況を頭の中では、「死にそうになってるレレナを死なせないように吸血鬼にした」って覚えてたらしくて、「ピンチになって血が足りなくなってレレナの吸ったら吸いすぎちゃった」っていうのとまるっきり……ってわけでもないけどかなり違ってて改めて俺の記憶力の悪さに感動。それとあと亮史のひどさにびっくり。

それでもまあ優しいからいいと思う。

あと親方がとても素晴らしい人だと思いました。


上の下の中


さて読み返し始めますかな
  1. 2007/12/02(日) 20:26:53|
  2. 読了感想
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つきこい

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電撃hpで読んだことに、買った直後に気付いて、それでもしょうがないか。と思ってまあそのまま読んでしまった。
っつか買ったんだから読むのは当たり前だろwwww

ってなわけで読んでみたんだが、実際忘れてたんで全部普通に新しい新刊を読む雰囲気で読めた。

でだ。
高野音彦さんの絵が、引き立てるわ引き立てるわ。
心の微妙な機微を描いて、その想像を盛り上げてくれる。なんともいえず心が温かくなるような気分で全部読みきれた。

暗い展開は好きだけど、こればっかりはそこまで期待してなかったんで、(マイナス方面への感情移動の期待)それを裏切ってくれてよかったというかなんというか。

新しい曲を歌い始めたところから変わるのに、その変化が自分によってではなくて、盗作であるがゆえに自分じゃないという罪悪感。
打ち明けようにも打ち明けられなくて、でもどうしようもなくモヤモヤ感は募る一方。
打ち明けても、それを肯定する方向へ誘導されるんだったら自分が立ち直るには何処からなのだろうか。
まったくもって、やるせない。
自己矛盾でもないだろうが、何処にもいけないっていう感情が溢れ出てる文章がまたいい。最終的に、相手の男が狂ったように襲ってきたのが残念だったかなぁって。
あそこまで行ったら、もう主人公を精神的にどん底に突き落とす展開を期待してたんだが、ただ立ち直ることに意味があるわけだからそれでもいいかなぁ、と思いながら読んでた。

外伝なのかどうなのか。
イズミの昔の話も出てきたけど、なんだかこっちの話はとてもよく覚えていて、そういえば……っト思ってあとがきを見たら、案の定こっちのほうが先に連載してたんだーと納得。
こっちもかなりいい話だったから頭が記憶しててくれたわ。


上の下の上


ただ、オレの守備範囲じゃなかったかなぁ。
おもしろさは保障するが。
  1. 2007/12/02(日) 20:20:12|
  2. 読了感想
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吸血鬼のひめごと

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本来なら、というかいつものオレなら、全部再読してちゃんと思い出してから読むと思ったのだが、いいかげん1234567SPって言うのは長すぎると思ったので勢いでそのまま読んだ。

相変わらず片瀬さんの絵は素晴らしいなぁ。

で。
まあ最初っからそれなりに予想はついていましたが、流石に絵里香がそこまでかかわってるとは思ってなかった。
最初の予感では、貪に願いをかなえてもらったって言うのはあったけど、それと離婚の話が結びつかなかったから考え付かなかった。
考え方によってはいちばんひどい状態なのかもしれない。
自分が依存しているのが、自分が操作してるにんげんってことは、それこそ自分で自分にのしかかってるってことで、救いを求めてすがる相手が自分自身じゃ何も始まらないし何も終わらない。
クロサキについてはまあいろいろあるだろうけど、オレの中では三下フラグがビンビンだったところが実は次の話まで続いてますよー、みたいな。
確かに朧が入ってくるためにはその要素は必要不可欠だと思うからな。そこが重要化と

相手の反応に怖がって、自分のことを言えないっていうのが生々しいなぁと思う。内気な人間ほどそうなるし、だからこそすれ違いから重大な間違いが起こる。

あと最後の時田をののしったところの、レレナの心の痛さがきついなぁと。
ああいうの慣れてる人間じゃないだけに、来るものはあるだろう。


上の中の中。



すれ違いっていいよね。
  1. 2007/12/02(日) 20:10:02|
  2. 読了感想
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