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電撃文庫と堕落生活*でんだら*

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砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

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久しぶりに泣けた。

砂糖菓子という表現が見事。見事の一言。
そしてなによりオレの大好きな鬱展開。

まあ序文で全部わかっちゃうけどそこは気にしない。
藻屑の心の真意。隠し通そうとしての嘘。
嘘に嘘を重ねそのさらに奥にある本当を嘘の海に沈め隠し通す。

なんともまあ心躍る展開ですね。
暗くなりますよ。当然。


子供の子供としての心。
母親の本心。
担任教師の欺瞞。
海野雅愛の心の闇。
藻屑の傷。
好きだった人の本性。


全ての描写が物語に引きずり込む。

動物とその命。ウサギと犬。犬と人間。人間の命。


自分は感受性など豊かではない。物語は物語として受け止める。
面白いか。面白くないか。
当然面白いに決まっている。

いや、ここで、おもしろいなどというのは不謹慎か?
そんなことはないだろう。エンターテイメントとしてのこの作品は十分な完成度を誇っているのであり、そしてラノベとして、文学として良作であると思う。





それが心に響くかどうかは別問題として・・・。

追記-Postscript-
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/01/20(金) 23:48:28|
  2. 読了感想
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